イタリアワイン Vini DOCG (5)

　　


　

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　　フランチャコルタ
　　FRANCIACORTA
　ベルガモとブレシアの両県の間のイセオ湖南部の丘陵地帯に生産地域があります。フランチャコルタと言う名前は、”フランス・クール” いわばタックス；フリー地域に相当する言葉に由来しています。その昔、カトリックの宗教法人が所有していた地域で、税金が免除されていた時代の呼び名が地名のなりました。古代ローマの文人、ベルキリウスや大プリニウスたちが残した文献にも証明されているように、この地域は古来からブドウ栽培の伝統がありました。

　1,800年代から一種の組織的ブドウ栽培の産業がありましたが、ワインとして決して良いものではなかった。それが40年程前から、フランチャコルタはフランスの名門ワインであるシャンパンと比較に値する瓶内発酵方式、メトド・クラシコの偉大なワインの代名詞になっでいます。

　フランチャコルタに用いられるブドウ、ビノ・ビアンコ種、ビノ・ネーロ種、シャルドネ種は単独あるいは混合することが認められています。1967年にDOCになり、1995年にDOCGに昇格しました。

　フランチャコルタの銘柄にはビアンコ、ロゼ、サテンとクレマンのタイプがあります。緑がかったもしくは黄金色を帯びた反射のある麦わら色で、豊かで繊細なベルラージュ（泡）があります。デリケートな果実の香り、かすかな塩味を感じ、フレッシュで調和あり洗練された味わいです。最低アルコール度数は11,5度、食前酒、魚介料理、アンティパスト、プリモ・ピアットや赤身肉ベースの繊細な料理と相性が良い。セミセック・タイプはデザートと相性が良いです。







ガッティナーラ オッソ・サン・グラート 2005年 アジェンタ・アグリコーラ・アントニオーロ家 DOCGガッティナーラ （赤ワイン・イタリア）
　　ガッティナーラ
　　GATTINARA
 　数世紀にわたる歴史を持ちながら、比較的生産量の少ないワインです。生産地域はヴェルチェッリ県のガッティナーラと言うコムーネ内で、ブドウはネッピオーロ種が中心、少量のヴェスポリーナ種やポナルダ・ディ・ガッティナーラ種を加えることが認められている。このワインはオレンジがかったガーネット色で、香りは熟成につれてスミレを感じさせる香りになり、ドライで調和がとれ、ほろ苦い後味を持ちます。法廷熟成期間は最低3年、最低アルコール度数12,5度、ロースト肉などの料理と相性が良いです。

　
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